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木材住宅との違いは?
鉄骨で作られた家は法定耐用年数が長く、耐久性に優れています。頑丈な家となるため、長年にわたって安心して暮らせるでしょう。
ただし、鉄骨住宅は夏や冬など温度差が激しい季節に弱く、エアコンなどのランニングコストが高くなりやすいなどの課題を抱えています。
鉄骨には鉄骨でデメリットがあるということです。
同様に、木材には木材のメリットやデメリットがあります。
鉄骨にするか、それとも木材にするかで悩んだら、それぞれのメリットとデメリット見比べるとより分かりやすいと思います。
木造住宅と比べた場合、鉄骨住宅とは異なる特徴があります。
|工法|費用|工期|耐震|耐火性|住み心地
木造住宅ならば、在来工法やツーバイフォー工法などで家を建てることができます。
工法
在来工法
ツーバイフォー工法
こだわりを強く反映させた注文住宅を建てたいのなら在来工法がオススメ。
高気密かつ高断熱な家を建てたいのならツーバイフォー工法がオススメ。
工法の中には木造住宅でないと実現できない工法もあるのです
|プレハブ(木質系)
|ログハウスなど
費用・工期
さらに費用や工期の面でも違いがあり、「コスト」の面ならば、材料費が安く済む木造住宅の方が優位です。しかし「工期」の面で見ると、事前にユニットを工場で生産できる鉄骨ユニットの方が早いですよね。
鉄骨ユニットは工業化向きの工法のため、たとえ工期が短くても品質が落ちるということはありません。
確かに木造住宅よりもコストは高いのですが、常に安定した品質で工期も早いのが鉄骨ユニットの利点といえます。
耐震・耐火性
木造住宅だからといって火に弱いということではなく、ツーバイフォー工法で建てられた木造住宅は火事に強いんだとか!
ちなみに、鉄骨だからといって火に強いということでもありません。たとえ鉄骨でも耐火被覆をしておかないと、火に強い住宅にはならないです。
住み心地
断熱性や気密性に優れた木造住宅ならば、鉄骨住宅よりも快適に過ごせるでしょう。
まとめ
メリット
〇安定した品質
〇柔構造になっていることで耐震性が上がる
〇工期が早くすぐ建てられる
〇仮住まいの期間が短くなり、家賃の負担が減る
〇大きめの窓を設置できる
デメリット
〇間取りの制約が多い
〇コストが高い
〇トラックが運搬出来ない場所では建てられない
〇他社でのリフォームが難しい
最後に
工業化との相性が良い鉄骨ユニットの住宅は、工期が早く、すぐに建てられるという強みがあります。
事前に工場でユニットを大量生産しているため、品質が安定化しやすく、安心して高クオリティの家に入居することが可能です。
ただし、同じ鉄骨ユニットでも軽量鉄骨や重量鉄骨などの違いがあります。同様に、ハウスメーカーについても違いがあるので注意しましょう。
鉄骨ユニットは場所によっては建てられず、コストも木造住宅と比べると高くなりやすいです。
素材が鉄骨のため、断熱性が低いなどの弱点もあります。
もちろん、木材にもメリットがあればデメリットもあります。それぞれの長短を見比べ、自分達の暮らしに合った最も良い方を選択しましょう。
メリットだけでなく、しっかりとデメリットにも注意を配り、他と比較することが鉄骨ユニットの住宅の購入で失敗しないコツだと思います。
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